涼やかな風が吹き抜ける鳴滝高原に佇む『山口地ビール』。
防府市で酒屋を営んでいたオーナーの中川さんが「ビールにも様々な味わいがあることを知ってほしい」と1998年に創業したブルワリー。
一般的には熟成期間が2~3週間ほどのエールビールのみを作るブルワリーが多い中、こちらは熟成に2か月も必要なラガービールも製造。これは、乾杯の1杯目は飲みやすいラガービールでという人も多いからで、〝ビールは食事とともに愉しむもの〟というオーナーの信念から。
また、近年では山口の麦を100%使った史上初のビールの醸造に、今年からはホップの栽培に取りかかるなど〝山口産〟ビールへのこだわりもあり、今も新たな挑戦をしている。
最も美味しいできたてを味わってほしいと、工場にはビアレストラン『サン・レミ・ド・プロヴァンス』も併設。