1350年以上前、聖徳太子の時代から湯が湧き出る温泉郷の山麓に佇む旅館。その成り立ちは古く、創業は寛政元年。江戸期より250年余り続く長い歴史を持つ。3000坪の緑豊かな木立の中に建つのは、石見地方の古民家を移築した離れの和室、1棟建て離れの和室、本館和洋室の趣異なる部屋が全9室。どの部屋も現代風に意匠を凝らし、アンティーク調の家具と美しく調和する。
季節感をふんだんに盛り込んだ前菜で始まる料理は、繊細かつ斬新な本格会席。浜田港水揚げの魚介類、しまね和牛など、地元の味覚を詰め込んだ贅を尽くしたコースだ。美人の湯として名高い泉質を誇る有福の湯は、長く浸かれるよう適温をキープ。酒蔵を移築した大浴場や露天風呂、気兼ねなく温泉を満喫できる貸切風呂に浸かりつつ、石見の土地が持つ文化を全身で感じ取ろう。
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旅館ぬしや
石見地方のごちそうと歴史ある名湯に憩う